Samsungは9月30日、紛失防止タグの新モデル「Galaxy SmartTag3」を発表した。シリーズで初めてiPhoneに対応し、米国での価格は1個29.99ドル。前モデルより約35%小さく、電池は最大550日もつ。ただし、iPhoneで使える機能は一部に限られ、Galaxy以外のAndroidスマホには対応しない。日本での発売時期も決まっていない。iPhone対応は大きな一歩だが、AirTagの代わりになるかと言えば、まだそうとは言い切れない。

Galaxy SmartTag3の価格と発売時期

Galaxy SmartTag3は10月7日に韓国で先に発売され、価格は1個4万4000ウォン、4個セットが14万9600ウォンだ。米国では11月上旬までに発売され、1個29.99ドル、4個パックが99.99ドルになる。日本での発売時期と価格は発表されていない。(Smart Watch Life)日本への展開は2027年以降になる見通しとも報じられている。(ギズモード・ジャパン)

Galaxy SmartTag3はiPhoneで何ができるのか

iPhoneでは、Samsungの「SmartThings Find」アプリでペアリングして使う。タグの位置の確認や共有、近くを探す機能は使えるが、矢印で方向と距離を示すコンパスビュー、タグからスマホを鳴らす機能、置き忘れを知らせるアラートはiPhoneでは使えない。(Beebom)つまり、iPhoneで使えるのは「地図で場所を見る」までが中心だ。AirTagはiPhoneの「探す」アプリに深く組み込まれているため、操作の快適さで並ぶのは簡単ではない。

Galaxy以外のAndroidには非対応という壁

意外なのは、iPhoneに対応したのに、PixelなどGalaxy以外のAndroidスマホでは使えないことだ。Galaxy SmartTag3は、他社のAndroidが使うGoogleの探索ネットワークには対応していない。その代わり、9億台を超えるGalaxy端末が参加するSamsung独自のネットワークで、離れた場所にあるタグの位置を更新する。(Memeburn)iPhoneへの対応は、Galaxyを使う家族や友人とタグを共有しやすくする狙いと読め、すべてのスマホに開いたわけではない。囲い込みを少し緩めたと見るのが正確だ。

小型化と電池550日、探索距離は約3倍

ハードウェアの進化ははっきりしている。前モデルのSmartTag2より体積は約35%、重さは約33%減った。電池は交換できるボタン電池のCR2032で、通常の使い方で最大550日、節電モードなら最大790日もつ。Bluetooth 6.0の新しい測距技術とUWBにより、コンパスビューで探せる距離は最大60mと、前モデルの約3倍に伸びた。防水防塵はIP67だ。ただし、最大60mの探索は対応する一部のGalaxyスマホでしか使えない。最も進化した部分ほど、Galaxyユーザー向けの特典になっている。

Galaxy SmartTag3はAirTagの代わりになるか

Galaxy SmartTag3は、iPhoneユーザーにとってAirTagの代わりになる製品ではない。iPhoneでは主要な機能が使えず、日本では買うこともできないからだ。この製品が本当に役立つのは、家族の中にGalaxyとiPhoneが混在している家庭だ。Samsungがその壁を一部取り払ったことで、紛失防止タグ選びは「自分のスマホ」ではなく「家族全員のスマホ」で考える時代に入った。日本での発売時期が明らかになったとき、iPhoneでどこまで機能が使えるかが買うかどうかの判断材料になる。

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参照ソース(噂の出どころ)

Galaxy SmartTag3が韓国で10月7日発売|コンパスビュー60m・電池最大550日・iPhone対応 日本発売は未定(Smart Watch Life/26/10/02)

サムスン、ついにiPhoneユーザーにも手を差し伸べる。SmartTag3発表(ギズモード・ジャパン/26/10/01)

Samsung Galaxy SmartTag3 Launches With iPhone Support and 550-Day Battery(Beebom/26/09/30)

Samsung’s Galaxy SmartTag3 Now Works With iPhone, but Still Not With Other Android Phones(Memeburn/26/10/03)

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