ASUSの携帯ゲーミングPC「ROG XBOX Ally X20」が10月16日に国内発売されます。価格は258,800円です。ROGブランド20周年の記念モデルで、中身の処理性能は従来のROG Xbox Ally Xと同じです。変わったのはシリーズ初の7.4型有機ELディスプレイと操作系で、米国では無印のAlly Xより300ドル高い設定になっています。性能ではなく「画面と手触り」に上乗せを払えるかどうかが、この機種の判断基準です。

ROG XBOX Ally X20の発売日と価格

ASUS JAPANは、ROG XBOX Ally X20の予約を受け付けており、10月16日に発売します。価格は単体モデルが258,800円、ARグラス「ROG XREAL R1 Edition 20」やペリカン製プロテクターケース、dbrand製アクセサリーが付くバンドルが442,800円です。(価格.com)

米国での価格は単体が1,299ドル、バンドルが2,499ドルです。昨年発売のROG Xbox Ally Xは999.99ドルだったため、X20は画面と操作性の改善に300ドルを上乗せした形だと伝えられています。(FullCleared)

ROG XBOX Ally X20とAlly Xの違い──性能は同じ、画面が別物

プロセッサーはAMD Ryzen AI Z2 Extreme、メモリーは24GB、ストレージは1TB SSDで、処理性能の面ではAlly Xと同じ構成です。

最大の違いはディスプレイです。ROG Allyシリーズで初めて7.4型の有機ELを採用し、解像度1920×1080ドット、リフレッシュレート120Hz、応答速度0.2ms、最大輝度1400nitに対応します。

操作系も作り直されました。磁気式のTMRジョイスティック、入力方向を変えられる可変式D-Pad、再設計されたABXYボタンを備え、Xboxのコンソール機のような操作感を狙った「XBOXモード」も搭載しています。本体はブラックとゴールドを配したトランスルーセント仕様で、重量は約756gです。

ROG XBOX Ally X20は買いか──25万円の価値を分けるもの

258,800円は、据え置きのゲーム機と比べると明らかに高額です。ただ、この機種は処理性能を買う製品ではありません。同じ性能のゲームを、より美しい画面と、より精度の高いスティックで遊ぶための製品です。

携帯機で長時間遊ぶ人ほど、画面と操作系の差は毎日の体験に直結します。一方で、テレビにつないで遊ぶことが多い人や、性能の向上を期待している人にとっては、上乗せ分の意味は薄くなります。バッテリー駆動時間は動画再生時で約14.0時間とされていますが、ゲームでの持ちは別に考える必要があります。

ROG XBOX Ally X20が示す携帯ゲーミングPCの成熟

携帯ゲーミングPCはこれまで、チップが新しくなるたびに性能で買い替えを促してきました。X20はチップを据え置き、画面と操作感だけで高価格を正当化しようとしています。これは、性能競争が一段落し、携帯機が「どれだけ速いか」から「どれだけ気持ちよく遊べるか」で選ばれる段階に入ったことを示しています。

X20は万人向けではありません。それでも、有機ELと新しいスティックが次の標準機に降りてくるなら、この1台は携帯ゲーミングPCの次の方向を先取りした製品と言えます。

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参照ソース(噂の出どころ)

ASUS、ROG20周年記念ポータブルゲーム機「ROG XBOX Ally X20」を10月16日に発売(価格.com)(26/09/18)

ROG XBOX Ally X20 Preorders Open at $1,299(FullCleared)(26/08/25)

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