JO1が10月2日、EP『ANIMAL』で全米デビューします。同じ日には北米ツアーも始まります。9月29日には日本外国特派員協会で「全米デビュー出発式」を開き、男性グループアーティストとして初めて同協会で記者会見を行いました。会見でメンバーが繰り返したのは、K-POPの後を追うのではなく「JO1-POP」で勝負するという宣言です。日本発のグループが「異質さ」を武器に米国へ挑む段階に入りました。

JO1の全米デビューはいつ?──10月2日にEP『ANIMAL』

JO1は、グラミー賞を複数回受賞しているデム・ジョインツがプロデュースしたオリジナルEP『ANIMAL』で10月2日に全米デビューし、同日から北米ツアー「2026 JO1 NORTH AMERICAN TOUR ‘ANIMAL’」を開幕するとのことです。(音楽ナタリー)

EPにはメンバー数名がソングキャンプに参加して作った曲も収録されています。與那城奨さんは会見で英語を使い、『ANIMAL』への注目を呼びかけました。

JO1が積み上げてきた米国での実績

今回の全米デビューは突然の挑戦ではありません。JO1は2019年のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で誕生し、2020年3月にデビューしました。2025年には初のワールドツアーを行い、同年5月には米国のラジオ・エアプレイチャート「Mediabase Top40 Radio Airplay」で日本人アーティストとして過去最高位を記録しています。12月には年末の音楽フェスツアー「iHeartRadio Jingle Ball Tour」のダラス公演とロサンゼルス公演に出演し、2026年3月には「iHeartRadio Music Awards 2026」の「World Artist of the Year」部門に日本人アーティストとして初めてノミネートされました。

ラジオ、フェス、音楽賞と、米国の音楽業界の入り口を一つずつ押さえてきた流れの先に、今回の全米デビューがあります。

「JO1-POP」とは何か──K-POPとの違いを自ら語った会見

会見で印象的だったのは、K-POPとの違いを問われた場面です。河野純喜さんは、所属会社がCJ ENMと吉本興業の力を借りていることからK-POPの要素もあると認めたうえで、EPには日本の文化や感覚も取り入れていると説明しました。自分たちを「すごく異質な存在」と表現しています。

海外記者からBTSについて問われた木全翔也さんも、憧れを認めつつ「ただただ背中を追うだけでは意味がない」と答え、「JO1-POP」を聴いてほしいと語りました。ここにJO1の戦略がはっきり出ています。K-POPの制作システムを使いながら、日本のグループであることを差別化の軸にする。どちらか一方に寄せないことが、米国市場での居場所になるという読みです。

JO1の挑戦が日本の音楽業界に問うもの

米国では、K-POPはすでに一つのジャンルとして定着しました。後から入る日本のグループが同じ土俵で戦っても、「K-POPに似たグループ」の一つで終わる危険があります。JO1があえて「異質さ」を前面に出したのは、その罠を避けるための現実的な判断です。

白岩瑠姫さんは「今回チャートインを目指して走っていきます」と語りました。10月2日以降のチャートとツアーの反応は、日本発のグループが米国で独自の枠を作れるかどうかを占う試金石になります。

あわせて読みたい:日本のアイドルが最初から韓国を狙う時代──KO1KEYZが仕掛ける日韓同時デビュー

参照ソース(噂の出どころ)

JO1がいよいよ全米デビュー!“JO1-POP”を掲げて世界に挑む(音楽ナタリー)(26/09/29)

コメントを残す

Trending