榮倉奈々と赤楚衛二がダブル主演するテレビ朝日系ドラマ『あにいもうと』は、10月17日(土)夜10時にスタートする。榮倉にとっては『Nのために』以来12年ぶりの連ドラ主演で、しかもテレ朝が新設する「土曜ドラマ10」枠の第1弾だ。2組の兄妹が絡む禁断のラブサスペンスという題材は、新枠の性格をそのまま表している。

『あにいもうと』の放送日と座組

放送は毎週土曜22時から22時54分。主題歌はUruの書き下ろし「それなのに」に決まった。Uruは、登場人物の感情の複雑さに向き合いながら、まっすぐな思いに焦点を当てて曲を作ったとコメントしている。(Real Sound)

榮倉が演じるのは、問題ばかり起こす兄を持ちながら医師になった女性。赤楚は病と闘う妹を支え続ける青年を演じる。脚本は吉田紀子、演出は新城毅彦で、『Destiny』を手がけたコンビの再タッグだ。物語は2人の出会いと別れを描く「地方編」と、3年後を描く「東京編」の二部構成になっている。(映画.com)

榮倉奈々、12年ぶり主演の意味

榮倉は発表時、12年も経っていたことに驚いたと語っている。この12年の間、映画や助演で存在感は保ちつつも、連ドラの「座長」からは距離を置いてきた。

ここからは解釈になるが、復帰作にラブサスペンスを選んだのは理にかなっている。『Nのために』もまた、秘密と罪を抱えた人間関係を描いた作品だった。湊かなえ原作の同作は、今も配信で見返される人気作だ。視聴者が榮倉奈々に期待する「静かな感情の揺れ」を最も生かせるジャンルに戻ってきた、と言える。

主題歌にUruを起用した点も見逃せない。切ないバラードで数々のドラマを支えてきた歌声は、禁断の恋という題材と相性がいい。物語の余韻を主題歌で引き延ばす作りは、配信での「次の話へ」を後押しする。

赤楚衛二と「土曜22時」という新しい枠

赤楚衛二は『Destiny』の制作陣と聞いて心が躍ったとコメントしている。恋愛ドラマで人気を得てきた赤楚にとって、重さのあるサスペンスは役者としての幅を示す機会になる。

注目すべきは枠そのものだ。土曜夜10時は、配信で翌日以降に追いかける視聴者も多い時間帯である。テレ朝がこの新枠の第1弾に大人向けの恋愛サスペンスを置いたのは、リアルタイムの視聴率よりも、週末に一気見される「話題性」を狙った判断とみてよい。兄妹という強い言葉をタイトルに据えたのも、SNSで語られやすい引っかかりを意識したものだろう。

『あにいもうと』は秋ドラマの本命になれるか

10月期は続編やリメイクが多いシーズンだ。そのなかで『あにいもうと』は完全新作のオリジナルで、実績ある脚本・演出コンビと、久しぶりに主演に戻る俳優を組み合わせている。派手さよりも、関係性の緊張で引っ張るタイプの作品になるはずだ。

新枠の第1弾が成功するかどうかは、初回で「2組の兄妹」の秘密をどこまで見せるかにかかっている。榮倉奈々の12年ぶりの主演は、テレ朝が土曜夜に新しい習慣をつくれるかの試金石でもある。

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参照ソース(噂の出どころ)

榮倉奈々×赤楚衛二『あにいもうと』初回放送日は10月17日に 主題歌はUruの書き下ろし(Real Sound)(26/09/18)

榮倉奈々、12年ぶりテレビドラマ主演!赤楚衛二と紡ぐ禁断のラブ・サスペンス「あにいもうと」10月スタート(映画.com)(26/08/04)

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