9月25日に発売された『EA SPORTS FC 27』は、守備の主役をAIからプレイヤーに戻した。EAは対戦系モードでAI守備の影響を減らし、手動で操作する選手の守備範囲を広げたと説明している。価格はスタンダード版9800円から。遊び方の核心が変わったため、前作の感覚のまま始めると失点が増えやすい一作だ。

EA SPORTS FC 27の発売日と価格

対応機種はPC、Nintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PS4、Xbox One。価格はスタンダード版9800円、アルティメット版1万3900円、アルティメットプラス版2万900円で、上位版の購入者は9月18日から先行プレイできた。新モード「The Grounds」では、作成したアバターで街を歩き、1対1やフットサル形式の試合を楽しめる。試合中の活躍で能力値が変わる「ダイナミックOVR」も導入された。(4Gamer.net)

FC 27で何が変わったのか──AI守備の縮小

最大の変更は守備だ。EAはゲームプレイ解説で、対戦系モードについてAIが操作する守備側の影響を減らし、手動で守るプレイヤーにより大きな力を与えると明言した。ジョッキー時のスピードやタックル範囲も強化されている。(EA)

つまり、味方AIが勝手にボールを奪ってくれる場面が減り、自分で選手を切り替え、タイミングよくタックルする必要がある。

「守ってくれないAI」が正解である理由

ここからは解釈だが、この変更は正しい方向だ。近年のシリーズでは、AIの守備が強すぎて、攻めても崩しにくく、守りは操作しなくても成立するという不満が根強かった。上手い人とそうでない人の差が出にくいゲームは、対戦ゲームとして長続きしない。

AIの手を借りずに守るようになれば、読みと操作の質がそのまま結果に表れる。短期的には「難しくなった」という声が出るだろう。それでも、勝った理由と負けた理由がはっきり分かるゲームのほうが、プレイヤーは練習する気になる。

The Groundsには、FIFA 17から19の「The Journey」で主人公を務めたアレックス・ハンターがメンター役で再登場する。キャリアモードでは移籍交渉の仕組みが刷新され、FUTには過去の実績を飾れる「FUT Gallery」が加わった。守備の変化ばかりが注目されるが、オフラインの遊びも手厚くなっている。PS4からPS5、Xbox OneからSeries X|Sへの世代間アップグレードにも対応する。

FC 27は誰が買うべきか

対戦で上達を楽しみたい人には、今作は前作より手応えがある。一方、気軽に試合を眺めたい人や、キャリアモード中心の人には、The Groundsや移籍交渉の刷新のほうが買い替えの判断材料になる。

サッカーゲームは毎年出るからこそ、変化の小ささが批判されてきた。操作に自信がない人は、まずオフラインで手動守備に慣れてから対戦に入るのが近道だ。FC 27は「AIに任せる」から「自分で守る」へと重心を移した。数字上の新機能よりも、この哲学の転換こそが今作最大のアップデートだ。

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参照ソース(噂の出どころ)

シリーズ最新作「EA SPORTS FC 27」を発表。9月25日に発売,予約購入者は9月18日から先行プレイ可能(4Gamer.net)(26/07/24)

EA SPORTS FC 27 | Gameplay Deep Dive(EA)(26/07/29)

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