今年後半、メガネ型ガジェットが一気に増える

ここ数年「来るぞ来るぞ」と言われ続けてきたスマートグラスが、2026年後半にようやく実機の波として押し寄せてくる。GoogleはGemini連携のスマートグラスをこの秋に発売すると告知し、Metaは新モデルを複数投入する計画が伝えられている。実験的な尖ったガジェットだった立ち位置から、店頭で普通に選べる製品へ。潮目が変わりつつある。

Googleは「SamsungとGentle Monster」で殴り込む

先陣を切るのがGoogleだ。開発者向けイベントで同社初となるスマートグラスをこの秋に発売すると発表し、「SamsungとGoogleの共同開発で、Gentle MonsterとWarby Parkerによる2種のフレームが披露された」と報じられている。(Mogura VR News) 音声でのルート案内、音声コマンドによる外部アプリの起動、AIを使った撮影と編集などが実演されており、要はGeminiを顔に装着して持ち歩く発想だ。眼鏡ブランドと組んだ点も、日常使いを本気で狙っているサインといえる。

Metaは「4モデル・3000万台」で数の勝負に出る

対するMetaは物量で押す。「2026年後半に少なくとも4モデルの新スマートグラスを投入する計画で、コードネームはModelo、Lunaなど。生産3000万台体制が判明した」と伝えられている。(innovatopia) すでにRay-Ban Metaは世界で700万台以上を販売し、AIグラス市場の7割超を握っているとされる。先行者が量産でさらに突き放しにかかる展開で、価格とラインナップの幅では当面Metaが優位に立つ。

今回の波が「本物」に見える理由

過去のスマートグラスは、機能を詰め込んだ結果として重く高く、使い道も曖昧だった。今回が違うのは、AIアシスタントという明確な用途が中心に据わっている点だ。翻訳、道案内、目の前のものを尋ねる──スマホを取り出さずに済む場面が具体的に描けるようになった。2026年は「AIアシスタントと連携するスマートグラスがデジタルデバイスの主役に躍り出る転換点になるか注目」との見方も出ている。(ライフハッカー・ジャパン)

買い時を決めるのは「解像度」ではなく「使う頻度」

各社のスペック合戦は始まったばかりだが、選ぶ基準はカメラ画素やディスプレイの派手さではない。毎日かけ続けたくなる軽さと、AIがどれだけ自然に割り込んでくれるかだ。スマホがポケットから出てこなくなる回数こそ、スマートグラスの価値を測る物差しになる。今年後半の一斉投入は、その使用頻度をユーザーが初めて日常で試せる最初の機会になる。

参照ソース(情報の出どころ)

Google、Gemini対応スマートグラスを2026年秋に発売ほか(Mogura VR News、26/05/25)
Meta、2026年後半に新スマートグラス4モデル投入か(innovatopia、26)
Googleがめっちゃカッコいいスマートグラスを発表(ライフハッカー・ジャパン、26)

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