Boseのイヤーカフ型イヤホン「Ultra Open Earbuds(第2世代)」と新モデル「Sport Open Earbuds」が10月1日に発売されます。価格はUltraが3万9600円、Sportが2万9700円で、差は9900円です。違いは、映画モードとaptX Adaptive対応、そして再生時間の2時間差。普段使いの1台ならUltra、運動中心ならSportという棲み分けがはっきりした2機種です。

Bose Ultra Open Earbuds第2世代とSportの価格・発売日

2機種は9月18日に発表され、同日から予約を受け付けています。発売は10月1日。どちらも耳をふさがないイヤーカフ型で、Bose独自のOpenAudio技術を使い、周囲の音を聞きながら音楽を再生できます。Boseは「周囲の世界を遮断することなく音楽を楽しむ新しい方法を提案しました」と説明しています。(Bose)

Ultra Open Earbudsは2024年2月発売の初代から約2年ぶりのモデルチェンジで、ドライバーの改良により低音と音量が強化されました。本体の再生時間は初代から2時間延びて最大9時間です。(ギズモード・ジャパン)

9900円の差は何か──Ultra第2世代とSportの違い

最大の違いは、Ultraだけが備える「シネマモード」です。Bose TrueSpatial技術で、動画やポッドキャストを立体的に聞かせます。コーデックもUltraはaptX Adaptiveに対応し、Bluetoothは5.4です。

一方のSportは、柔らかいシリコン製のCアームで、防水防塵はIP54。汗や水しぶきを受けても使いやすい設計で、濡れた手でも押しやすい物理ボタンを備えています。本体の再生時間は最大7時間、ケース込みで最大22時間です。Ultraの防水はIPX4なので、汗をかく場面ではSportに分があります。重さはどちらも片耳約10gです。(PHILE WEB)

イヤーカフ型イヤホンは「2台目」から「1台目」へ

ここ1〜2年で、イヤーカフ型は各社が新製品を出す主戦場になりました。ただ、多くの人にとっては「ノイキャンイヤホンとは別に持つサブ機」という位置づけでした。

今回のBoseの2機種は、その位置づけを変える狙いが見えます。Ultraは音質と映像向け機能を伸ばして日常の1台目を狙い、Sportは運動用途を切り出して価格を下げました。ラインナップを用途で分けるのは、カテゴリーが成熟してきた証拠です。

Bose Ultra Open Earbudsとスポーツ向け、どちらを選ぶべきか

通勤や在宅での長時間使用、動画視聴が多いならUltra第2世代です。9900円の差は、シネマモードと高音質コーデックへの対価として十分に納得できます。ランニングやジム通いが主な用途なら、防水性能が高く価格も抑えたSportが合理的です。

耳をふさがないイヤホンは、もはや「ながら聴き用の妥協品」ではありません。用途で選び分ける時代に入ったことを、Boseの2機種ははっきり示しています。

あわせて読みたい:パナソニックが5.5gの「耳飾り」を作った日──イヤカフが大手の主戦場になった

参照ソース(噂の出どころ)

Bose、Sport Open EarbudsとUltra Open(第2世代)を発売(Bose・26/09/18)

Boseからクリップ型の新イヤホン。2年ぶりにアップデした新フラッグシップとフィットネス向けモデルが登場(ギズモード・ジャパン・26/09/19)

Bose、イヤーカフ型イヤホン2機種。スポーツ向け「Sport Open Earbuds」と新フラグシップ「Ultra Open Earbuds」(PHILE WEB・26/09/18)

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