ついに「重い折りたたみ」が終わった

折りたたみスマホの弱点といえば、長らく「厚さ」と「重さ」だった。開けば大画面、でも閉じればぶ厚くて重い。その常識を、サムスンが8月7日に発売したGalaxy Z Fold8がひっくり返した。「重さは約201gで、横折りタイプの折りたたみスマホとしては世界最軽量」を実現している。折りたたんだ状態の厚さは約4.5mm。数字だけ見れば、もはや普通の板状スマホと変わらない感覚だ。256GBモデルで26万9880円からと価格は張るが、軽さへのこだわりは一目でわかる。(ITmedia Mobile/26/07)

「横長」への大胆な作り替え

今回のFold8は、ただ軽くなっただけではない。従来の縦長スタイルを見直し、横長のワイドボディへと形そのものを作り替えてきた。「201gの軽量ワイドボディで4:3ディスプレイを搭載」し、メイン画面は7.6型、カバー画面は10対16という新しい比率になった。この横長化には理由がある。漫画や電子書籍、動画を見開きで楽しむのに、横長のほうが自然に手になじむのだ。フレームには軽くて丈夫なアルミを使い、防水防塵はIP48に対応と、軽さのために耐久性を犠牲にしていない点も抜かりない。(すまほん!!/26/07)

CMで一気に「普通の選択肢」へ

スペック以上に効いたのが、認知の広がりだ。折りたたみは長らく一部のガジェット好きのものだったが、テレビCMなどを通じて一般層にも「あの薄い折りたたみ」として一気に浸透した。実際に手に取ると、201gという数字が持つ意味がよくわかる。毎日ポケットに入れ、片手で持ち続ける道具にとって、数十グラムの差は想像以上に体感を左右する。折りたたみが「たまに使う特別な端末」から「毎日使えるメイン機」へと格上げされた瞬間だ。

軽さこそ、折りたたみ最大の武器

カメラの画素数や処理性能の競争が一巡したいま、折りたたみが次に勝負すべき土俵は「軽さ」だと各社が気づき始めている。どれだけ高性能でも、重くて持ち歩きたくなければ意味がない。Fold8の201gは、その答えをはっきり示した一台だ。大画面の便利さを、我慢なしで持ち歩ける。派手な新機能よりも、毎日ストレスなく使えるかどうか。折りたたみ選びの基準は、いよいよ数字の重さへと移っていく。

参照ソース(噂の出どころ)

201gの軽量横折りスマホ「Galaxy Z Fold8」日本上陸(ITmedia Mobile、26/07)
ワイド折り畳み「Galaxy Z Fold8」発表!世界最軽量201g(すまほん!!、26/07)

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