ロンドンで1分完売、会場を7倍にしてもまた完売

東京発の5人組ガールズグループ「f5ve」が、海外で異様な熱を生んでいる。ロンドンで予定された初の単独公演兼ファンミーティングは、当初300人規模の会場で計画されていた。ところがチケットは発売から約1分で完売し、数千人がキャンセル待ちに殺到。急きょ2000人規模の「Outernet London」へ会場を変更したにもかかわらず、追加分もまた即座に売り切れた。実に7倍近い規模拡大が、瞬く間に埋まったことになる。(オリコン(Yahoo!ニュース))

f5veはKAEDE、SAYAKA、MIYUU、RURI、RUIの5人で構成され、エグゼクティブプロデューサーには海外の著名音楽プロデューサーBloodPopが名を連ねる。国内での爆発的な露出があったわけではない。それでも海外で先に火がついた。

「逆輸入」で売れる新しい経路

これまで日本のアイドルが海外進出する道筋は、まず国内でテレビや音楽番組を通じて知名度を築き、その実績を携えて海外へ、という順序が定番だった。f5veはこの順序を逆に進んでいる。海外の音楽メディアやコアな洋楽ファンの間でまず評価され、その熱がキャンセル待ちの行列となって可視化された。昨年12月には英音楽メディアNMEの「年間ベスト・デビューアルバム20」に、日本勢で唯一選出されている。国内のお茶の間より先に、海外の批評とファンダムが彼女たちを見つけた。(TOKYO HEADLINE)

これは、アイドルの売れ方そのものが変わったことを示している。動画配信とSNSによって、東京発の楽曲がロンドンのリスナーに直接届く。間に立つ国内テレビや大手事務所の宣伝力を経由しなくても、良質なコンテンツはいきなり世界のコア層に刺さる時代になった。

数字より「熱量の密度」

注目すべきは、動員の絶対数ではなく熱量の密度だ。1分完売、会場7倍でも即完売という現象は、広く薄い認知ではなく、狭くても濃いファンダムの存在を意味する。この濃さは、遠方への遠征も高額グッズの購入もいとわない行動力に直結する。日本のアイドル市場が国内の飽和に悩む中で、海外のコア層をつかむことがいかに大きな資産になるかを、f5veは実演してみせた。会場変更と追加チケットの即完売は、その熱の強さを端的に物語る。(スポーツ報知(Infoseek))

これからの成功は世界の熱が決める

f5veのロンドンでの現象は、単発の話題では終わらない。日本のアイドルが成功する舞台は、もはや国内のランキングや視聴率だけではなくなった。良い楽曲と世界観さえあれば、国内の知名度を飛び越えて海外のコアファンから熱狂が生まれ、それが「逆輸入」の形で国内に還流する。これからのアイドルの価値は、どれだけ幅広く知られているかではなく、世界のどこかに二度と離れないファンをどれだけ濃く抱えられるかで測られると見るべきだ。

参照ソース(噂の出どころ)

東京発”異次元ドリームグループ”f5ve、ロンドン初単独公演が即完売(オリコン/Yahoo!ニュース・26/08/04)

f5ve、英ロンドンでの初単独公演が大人気で会場変更&拡大も即完売(TOKYO HEADLINE・26/08)

f5ve ロンドン開催のファンミーティングが異例の大反響(スポーツ報知/Infoseek・26/08/04)

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