『タウンフォール』が9月24日に霧の町を開く

ホラーゲームの金字塔『サイレントヒル』が、また新しい霧の町を連れてくる。シリーズ最新作『SILENT HILL: Townfall』が、9月24日にPS5・Steam・Epic Games向けで発売される。今回は従来の三人称視点をやめ、主人公サイモンの一人称視点で探索とクリーチャーとの遭遇を描くのが最大の特徴だ。(ファミ通.com)霧の向こうから何かが近づいてくる恐怖を、目の高さでそのまま浴びる。かなり心臓に悪そうな一本である。

1年で2本、コナミのサイレントヒル攻勢

注目したいのは、この連発ぶりだ。昨年には1960年代の日本を舞台にした『SILENT HILL f』が発売され、これがしっかりヒットした。そこへ今年の『タウンフォール』が続く。眠っていたと言われたシリーズが、わずか1年ほどの間隔で立て続けに新作を送り出している。実際、事前の試遊レビューでも霧の町の探索や状況判断の手ごたえが高く評価されている。(PlayStation.Blog)コナミは明らかに、このIPを本気で立て直しにきている。

眠っていたIPを叩き起こす理由

なぜ今、コナミは休眠状態だった名作を次々と起こしているのか。答えはゲーム開発費の高騰にある。大作を一本作るのに数十億円が当たり前になった今、まったく無名の新規タイトルで勝負するのは、あまりにリスクが大きい。その点『サイレントヒル』はシリーズ累計販売本数が1710万本を超える、世界中に名前が知れ渡ったブランドだ。(コナミ公式)名前だけで一定数が振り向いてくれる看板ほど、心強い資産はない。

新規IPより“信頼される看板”が勝つ

コナミのサイレントヒル攻勢は、単なる懐古商法ではない。開発費が跳ね上がった時代に、ゼロから当てにいくギャンブルを避け、すでに信頼を勝ち得た看板を磨き直すという、極めて合理的なリスク管理だ。プレイヤーにとっても、名作の続きを新しい技術で味わえるのは素直にうれしい。これからのゲーム業界で強いのは、派手な新規IPを乱発するメーカーではなく、眠れる名作を丁寧に叩き起こせるメーカーだ。まずは9月24日、久々の霧の町で肝を冷やす準備をしておきたい。

参照ソース(噂の出どころ)

『サイレントヒル:タウンフォール』9月24日発売。一人称視点で描かれる新たな『SILENT HILL』【State of Play】(ファミ通.com/26/06)

『SILENT HILL: Townfall』世界最速試遊レビュー!(PlayStation.Blog/26/07/29)

シリーズ最新作『SILENT HILL: Townfall』9月24日発売決定!(コナミデジタルエンタテインメント/26/06/03)

“サイレントヒルが止まらない──コナミが眠れる名作を叩き起こす狙い” への1件のフィードバック

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