Lenovoが2026年のCESで発表したThinkBook Auto Twistは、自動的に画面が回転するという一風変わったノートPCだ。単なるコンセプトモデルではなく、実際に2026年6月に発売される予定となっている。価格は約1,499ドルからと、この手の変わり種デバイスとしては意外なほど手の届く価格設定だ(Windows Latest)。

画面が自分で動く──新しい使い方の提案

ThinkBook Auto Twistの最大の特徴は、その名の通り画面が自動で回転することだ。14インチ2.8K OLEDディスプレイを搭載し、使用シーンに応じて画面が縦横に切り替わる。前面にはDolby Atmos調整のスピーカーが配置されており、画面と一緒に回転する仕組みになっている。 この自動回転機能は、ビデオ会議や動画視聴、ドキュメント閲覧など、様々な用途で威力を発揮する。たとえばビデオ通話中に自動的に最適な角度に調整されたり、縦長の文書を読む際には縦向きに切り替わったりと、ユーザーの作業に合わせて柔軟に対応する。 Lenovoはこのデバイスを「中小企業向けの日常的なコンピューティングデバイスとして信頼できるもの」として位置づけている。つまり、奇をてらったコンセプトモデルではなく、実用性を重視した製品として開発されているということだ(Windows Latest)。

スペックも妥協なし──Intel Core Ultra Series 3を搭載

変わったギミックを持つデバイスは往々にしてスペックが犠牲になりがちだが、ThinkBook Auto Twistは違う。Intel Core Ultra Series 3プロセッサを搭載し、Copilot+ PC機能にも対応している。 バッテリーは75Whと大容量で、自動回転機構を動かし続けても長時間の使用が可能だ。これだけのギミックを搭載しながら、実用性を損なわない設計になっている点は評価に値する。 Lenovoの情報筋によると、このデバイスは中小企業やクリエイター、プロシューマー層をターゲットにしているという。フルサイズのSDカードリーダーの復活も、このターゲット層を意識した選択だろう。

1,499ドルという価格設定の意味

ThinkBook Auto Twistの価格は約1,499ドルからとされている。この価格設定は、同様のギミックを持つデバイスとしては驚くほど控えめだ。Lenovoは過去にも様々な実験的なデバイスを発表してきたが、その多くは高価格帯に設定されていた。 たとえば、折りたたみ式のThinkPad X1 Foldは2,499ドルからのスタートだったし、変わり種デバイスは往々にして3,000ドルを超えることも珍しくない。それと比較すると、ThinkBook Auto Twistの価格設定は「実験」ではなく「実用」を目指していることがよくわかる。 CESでの発表は2026年1月、発売は6月の予定だ。発表から発売まで半年近い期間があるのは、生産体制の確立や最終調整に時間をかけているためと見られる。この期間を経て、本当に「日常使い」に耐えるデバイスとして登場するのか、注目が集まる。

参照ソース

Exclusive: This is Lenovo’s ThinkPad lineup for 2026, including ThinkBook Plus with rotatable display and ThinkCentre X AIO – Windows Latest (25/12/24)

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