米津玄師が、12月11日公開の映画『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の主題歌を担当することが10月22日に発表された。曲は書き下ろしの新曲「春が灯り」で、童謡の「チューリップ」と「あんたがたどこさ」から大きな影響を受けたという。曲の一部が流れる新予告も同日に公開された。
米津玄師「春が灯り」と劇場版『薬屋のひとりごと』
「春が灯り」は、米津が原作者や監督との打ち合わせを経て作った劇場版のための書き下ろし曲だ。米津は脚本を読み込みながら、制作では童謡を参照したと明かしている。(アニメ!アニメ! 26/10/22)
シングルとしての発売日は未定。主題歌入りの本予告映像が公開されており、現時点ではそこで曲の一部を聴ける。(ファッションプレス 26/10/22)
「春が灯り」に込めた“継承”というテーマ
米津はコメントで、人と人との間で起こる継承について触れている。その行き先は、必ずしも誰かの承認や公的な手続きを必要としない、という趣旨だ。
この言葉は、劇場版の物語と重なって見える。5年前に亡くなった妃の遺体を故郷へ返すために南の地へ向かう話であり、亡き人から何を受け継ぐかが物語の芯になると考えられるからだ。童謡という、誰かが教えたわけでもなく世代を越えて歌い継がれてきた歌を下敷きにしたのも、このテーマと無関係ではないだろう。
劇場版『薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』のあらすじ
舞台はにぎやかな南の水の都。薬と毒の知識に長けた猫猫(マオマオ)と、難事件の解決を彼女に頼む美形の宦官・壬氏(ジンシ)が、5年前に亡くなった妃の遺体をめぐる謎を追って南の未南州へ向かう。そこでは隠された財宝をめぐって海賊が争い、妃の頭部が盗まれる事件まで起きる。
監督は長沼範裕、脚本は柿原優子、制作はTOHO animation STUDIOで、配給は東宝。声の出演は悠木碧、大塚剛央らテレビシリーズのキャストが続投する。
3期放送中の『薬屋』に米津が加わる意味
テレビアニメ第3期は10月2日から放送中で、第2期は2025年上半期のABEMAアニメランキングで総合1位を獲得するなど、配信で強さを見せてきた作品だ。テレビシリーズの主題歌は毎クール多くのアーティストが担当してきたが、劇場版で米津を起用したことで、作品はさらに広い層へ届く。
米津は『チェンソーマン レゼ篇』の「IRIS OUT」でもアニメ映画の主題歌を手がけ、大きなヒットにつなげた。今回は童謡を参照した、これまでとは違う方向の曲になりそうだ。テレビ放送中のシリーズと12月の映画を米津の新曲がつなぐことで、年末の『薬屋』はアニメファンの外まで話題を広げることになる。
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参照ソース(噂の出どころ)
米津玄師、『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』主題歌に決定! 童謡から影響受けた書き下ろし新曲「春が灯り」流れる予告映像も公開(アニメ!アニメ!) 26/10/22
米津玄師の新曲「春が灯り」映画『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』主題歌に、童謡から着想(ファッションプレス) 26/10/22




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