坂口健太郎主演のフジテレビ系ドラマ『kiDnap GAME』は、10月6日(火)21時にスタートする。初回は15分拡大で22時9分まで。アジア7都市で同時に起きる誘拐事件を描く同局初の国際共同制作ドラマで、すでに28の国と地域での同時放送・配信が決まっている。狙いは国内の視聴率より、アジア全体で見られる作品を作ることだ。
『kiDnap GAME』はいつから?──10月6日、火曜21時枠で開幕
放送は毎週火曜21時、初回は21時から22時9分までの拡大版となる。9月25日には韓国俳優のイ・ソファン、キム・ジェギョン、チェ・ソユルの出演が新たに発表された。イ・ソファンは『イカゲーム』シリーズで知られ、本作ではイ・ジュンギ演じるハン・ギジュの前に現れる謎の葬儀屋パク・ドングクを演じるという。(シネマカフェ)
放送直前まで海外キャストの発表を続けるのは、日本の視聴者だけでなく、各国のファンに向けて話題を積み上げる戦略と見てよい。
坂口健太郎が演じる刑事・新出敏郎──フジ主演は4年ぶり
坂口が演じるのは刑事の新出敏郎。公式サイトは、犯人逮捕のためなら危険を顧みず無謀とも思える行動に出ることもあるが、まっすぐで正義感を持つ人物と紹介している。(フジテレビ)同サイトによれば、坂口にとってフジテレビのドラマでの主演は4年ぶりとなる。
これまで繊細で柔らかな役柄の印象が強かった坂口が、体を張るアクションを伴う刑事役を担う点は大きな見どころだ。海外作品への出演経験もある俳優を中心に据えたことからも、制作側が最初から国外の視聴者を意識していたことがうかがえる。
アジア7都市同時誘拐──物語の仕掛け
舞台は東京、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、那覇、マニラの7都市。同時多発的に起きた誘拐事件の被害者家族のもとに「救えるのは一人だけ」というメールが届き、出場者となった7人は、それぞれに課された指令を他の出場者より先にクリアしなければならない。
国籍も立場も違う7人が、互いを出し抜く関係に置かれる構図は、デスゲーム型の作品が世界で支持されてきた流れを明確に意識したものだ。一方で、中心にあるのは「家族を救いたい」という普遍的な動機であり、言語の壁を越えて感情移入しやすい設計になっている。なぜ7都市で同時に事件が起きたのか、誰がゲームを仕掛けたのかという謎も、毎週見続ける強い動機になるはずだ。
フジテレビ初の国際共同制作──28の国と地域へ
本作は香港と韓国の制作会社と組み、日本と海外の複数都市で撮影された大型プロジェクトだ。28の国と地域での同時放送・配信がすでに決まっているという。(シネマカフェ)
日本のドラマは長く国内の視聴率とスポンサーを前提に作られてきた。放送前から海外での販売先を確保するやり方は、韓国ドラマが世界で成功してきた手法に近い。国内市場の縮小が進むなか、テレビ局が制作費を回収する道を海外に求めるのは自然な流れだ。
『kiDnap GAME』の勝算──国内視聴率より「世界で見られるか」
火曜21時枠は、これまで国内向けの話題作が並んできた時間帯だ。そこに多言語・多国籍のドラマを置くことは、フジテレビにとって大きな賭けと言える。字幕や吹き替えを前提とした作りが、日本の視聴者にどう受け止められるかは未知数だ。
それでも、本作の評価軸は初回の世帯視聴率ではない。28の国と地域で同時に話題を生めるかどうかが成否を分ける。『kiDnap GAME』は、日本のドラマが国内向けの商品から、アジアで競う作品へ変われるかを試す一本になる。
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参照ソース(噂の出どころ)
「イカゲーム」イ・ソファンら韓国俳優3人出演 坂口健太郎主演「kiDnap GAME」新キャスト(シネマカフェ) 26/09/25
kiDnap GAME 公式サイト(フジテレビ) 26/09/06




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