サムスンの次期タブレット「Galaxy Tab S12」シリーズは、標準モデルがなくなり「S12+」と「S12 Ultra」の2機種になると報じられている。リーク情報どおりなら、米国でのシリーズ最安価格は前世代の799ドルから1199.99ドルへ、約400ドル上がる計算だ。Galaxy Tabのフラッグシップは、「手の届く高級機」から「完全なプロ向け機」へと性格を変えようとしている。
Galaxy Tab S12は「+」と「Ultra」の2機種に
海外メディアの報道を総合すると、今回のラインナップはGalaxy Tab S12+とGalaxy Tab S12 Ultraの2機種で、標準のGalaxy Tab S12は用意されない可能性が高いとされる。米国向けの価格は、S12+が1199.99ドル、5G版が1349.99ドル、S12 Ultraが1399.99ドル、最上位の16GB/1TB構成が1999.99ドルとリークされているとのことです。(ギズモード・ジャパン 26/08/27)
前世代のGalaxy Tab S11シリーズは、標準モデルとUltraの2機種構成だった。今回は小さい方の枠が「無印」から「+」に置き換わる形になる。機種の数は同じ2つでも、入口の価格帯はまるで違うものになる。
最安モデルは実質400ドルの値上げ
同じ報道では、前世代の標準モデルGalaxy Tab S11は799ドルから、S11 Ultraは1299ドルだったと整理されている。Ultra同士で比べれば値上げ幅は約100ドルにとどまるが、シリーズの入り口で比べると799ドルから1199.99ドルへと約400ドルの上昇になる。
ここが今回のポイントだ。各モデルの値上げ幅は穏当に見えても、安い選択肢そのものが消えれば、購入者が実際に払う最低額は大きく上がる。値上げを目立たせずに平均単価を引き上げる、ラインナップ設計による値上げと言える。
Ultraは画面と背面カメラに変化
欧州向けの価格はS12+が1299ユーロ、S12 Ultraが1539ユーロになるとされ、Ultraはベゼルがより細くなり、画面にはノッチ、背面カメラは2基になると伝えられている。流出した画面画像の日付から、発表日は10月7日とする見方も出ている。(Android Headlines 26/09/14)
いずれもサムスンの公式発表ではなく、リーク段階の情報である点には注意が必要だ。ただ、複数の海外メディアがラインナップ構成と価格帯について同じ方向の情報を伝えている。
サムスンが「安い高級タブレット」をやめる理由
背景にあるのは、タブレット市場の二極化だ。動画視聴やネット閲覧が中心の人は、数万円の普及機や型落ちモデルで満足できる。一方で、Sペンでの手書き、画像編集、PC代わりの作業といった用途では、大画面と高性能を求める人が確実にいる。中途半端な価格帯の上位機は、そのどちらからも選ばれにくくなっている。
サムスンにはGalaxy Tab S FEシリーズなど、より安価なラインもある。フラッグシップのSシリーズは「高くても最上のものがほしい人」に絞り、手頃な価格帯は別のシリーズに任せる。役割分担をはっきりさせる判断だと読める。
Galaxy Tab S11が「最後の手頃な上位機」になる
リークどおりにGalaxy Tab S12が登場すれば、前世代のGalaxy Tab S11は「手の届く価格で買える最後の標準モデル」という位置づけになる。フラッグシップの性能をできるだけ安く手に入れたい人は、S12を待つより値下がりしたS11を選ぶほうが合理的だ。逆に、Sペンでの本格的な作業や大画面を求める人にとっては、S12+とS12 Ultraの正式な価格と国内展開の発表を待つ価値がある。
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参照ソース(噂の出どころ)
Galaxy Tab S12シリーズの値上げは、そこまでひどいものではないかも…?(ギズモード・ジャパン 26/08/27)
Samsung Galaxy Tab S12 Series Launch Date Gets Revealed… Subtly(Android Headlines 26/09/14)





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