6つの太陽を持つ新世界『アンシャル』

6月9日のニンテンドーダイレクトで、モノリスソフトが新作『ゼノブレイド ジェネシス』を発表した。Switch2向けで、発売は2027年。舞台は六つの太陽を持つ世界アンシャルで、世界の源である『アニマ』を操る『器士(うつわし)』たちの物語が描かれる。多くの国家がひしめき、争いの絶えないこの世界で、少女エレノアが器士の学院リューコスへ入学するところから物語は動き出す。公開されたトレーラーには多彩なキャラクターが登場し、シリーズらしい群像劇の予感を漂わせた。(ファミ通.com/26/06/09)

『完結後の新作』という選択

注目すべきは、本作の立ち位置だ。ジェネシスは、これまでのゼノブレイドシリーズが一度『完結』したうえで、新たに始まるタイトルとして打ち出された。総監督は引き続き高橋哲也氏。長く続いた物語に区切りをつけ、世界観も主人公もリセットしたうえで仕切り直す——人気シリーズにとって、これは決して安全な選択ではない。『シリーズの完結を経て、新たに始まる作品』と位置づけられている。(4Gamer.net/26/06/09)積み上げたファンの記憶を、あえて一度手放す賭けだ。

守りに入らなかった布陣

その賭けを支えるのが、磐石のスタッフ陣である。キャラクターデザインは米山舞氏とPALOW.氏が共同で担当し、音楽は『ゼノブレイド』を象徴する光田康典氏に、『ゼノブレイド2』のマリアム・アボンナサー氏らが名を連ねる。看板を新しくしても、音と絵が描く『ゼノブレイドらしさ』は手放さない。守るべき核と、捨てるべき過去を明確に切り分けた布陣だ。発売を2027年に置いたのも、作り込みの時間を確保するためだろう。(電撃オンライン/26/06/09)

続編に逃げなかったことの価値

過去作の数字に頼れば、ナンバリング続編という安全な道もあった。それでもモノリスソフトは、世界観ごと作り替える『ジェネシス(創世)』を選んだ。理由は明快だ。シリーズものは続けるほど新規ファンが入りにくくなる。完結という区切りは、その入り口を作り直す唯一の機会になる。旧作のファンを失うリスクを承知で、間口を広げにいった——この一作は、任天堂とモノリスソフトが『看板IPをどう延命させるか』に出した、明確な答えだ。2027年を待つ価値は十分にある。

参照ソース(噂の出どころ)

新作『ゼノブレイド ジェネシス』発表。2027年発売(ファミ通.com/26/06/09)

新作『Xenoblade GENESIS』発表だも! 2027年発売予定(4Gamer.net/26/06/09)

最新作『ゼノブレイド ジェネシス』が発表。2027年にSwitch2で発売予定(電撃オンライン/26/06/09)

コメントを残す

Trending