今年の主役は、Proと初の折りたたみ

9月18日、いよいよ新しいiPhoneが店頭に並ぶ。ただ、ラインナップを見て「あれ?」と思った人も多いはずだ。今年発表されたのはiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Max、そしてApple初の折りたたみスマホ「iPhone Duo」の3機種。無印の「iPhone 18」は、この秋には登場しなかった。(ITmedia Mobile)

価格はiPhone 18 Proが256GBで21万9800円から、Pro Maxが23万9800円から。予約は9月12日に始まっており、発売は18日だ。中身では2nmプロセスの新チップ「A20 Pro」を積み、性能は前世代からしっかり底上げされている。数字だけ見ればいつもの正常進化だが、今年の見どころはスペック表の外にある。

ついに来た、折りたたみ「iPhone Duo」

長く噂され続けたApple初の折りたたみが、ついに現実になった。「iPhone Duo」は閉じた状態で約5.4インチ、開くと約7.6インチの2画面構成。手のひらサイズのスマホが、開けば小型タブレットになる。Apple Pencil(USB-C)にも対応し、カラーはStar WhiteとNight Skyの2色。価格は256GBで36万4800円からと、完全に別次元の値付けだ。(電ファミニコゲーマー)

折りたたみスマホ自体は他社が先に何年も売ってきた。Appleはあえて後発に回り、折り目やヒンジの耐久、開いたときの使い勝手が十分に煮詰まるのを待った。真っ先に飛び込むのではなく、市場が育ってから最高の一台を出す。いつものAppleらしい後出しの戦い方だ。

「無印なし」に透ける、割り切りの戦略

今年いちばんの驚きは、実は派手な折りたたみよりも「無印iPhone 18が出なかった」ことかもしれない。標準モデルは2027年春ごろにずれ込むと見られている。毎年秋に全部入れ替える、というこれまでのリズムを自ら崩した形だ。

狙いははっきりしている。秋の注目が集まる瞬間に、利益率の高いProと、話題性の塊である折りたたみだけをぶつける。安い無印を同じ舞台に並べると価格の目線が下がり、高価格モデルの特別感が薄れる。あえて安い選択肢を外すことで、「今年のiPhoneは高くても特別」という空気を作り出す。発売時期をずらすのは、機種のカニバリ(共食い)を避ける計算でもある。

買うべきか、それとも春を待つか

この構成は、買う側にも選択を迫る。写真やゲームで妥協したくないならPro一択。新しいもの好きで予算に糸目をつけないなら、初代の折りたたみを掴む価値はある。一方で「普通に使えれば十分」という人にとって、この秋は手頃な一台が存在しない。無理に高いProへ背伸びするより、来春の標準モデルを待つのが賢い場合もある。今年のiPhoneは、性能の数字より「自分はどの層に属するのか」を突きつけてくる。全部入れ替えの時代が終わり、Appleは客をはっきり選び分け始めた。その最初の秋が、今年だ。

参照ソース(噂の出どころ)

折りたためる「iPhone Duo」と「iPhone 18 Pro」シリーズ発表 「iPhone 18」は登場せず(ITmedia Mobile)(26/09/10)

Apple「iPhone Duo」発表!折りたたみスマホが登場。「iPhone 18 Pro」シリーズも解禁(電ファミニコゲーマー)(26/09/10)

iPhone 18 Pro発表日確定、「初の折りたたみスマホや新CEO登壇」に注目(Forbes JAPAN)(26/09)

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