アップルが9月9日(現地時間)、スマートウォッチの新モデル「Apple Watch Series 12」と「Apple Watch Ultra 4」を発表した。日本での発売は9月18日。毎年恒例の刷新だが、今年は派手な目玉機能で押すというより、地味で本質的なところをしっかり固めてきた印象だ。

心拍を、一日中5秒ごとに測る

今回いちばん実用的なのが心拍センサーの進化だ。Series 12は一日を通して5秒ごとに心拍を測る新センサーを積み、計測の精度を大きく引き上げてきた。(Smart Watch Life・26/09)健康管理は派手さより、どれだけこまめに正確に測れるかがすべてだ。数値の信頼度が上がることは、通知や体調の変化の検知にそのまま効いてくる。

セラミックが2019年以来の復活

デザイン面でも見どころがある。最高精度の心拍センサーに加え、周囲の音を聞き分ける環境音認識にも対応した。(PC Watch・26/09)そしてケース素材には、2019年以来となるセラミックが返り咲いた。軽くて傷に強く、質感も高い。スペック表だけ見ると地味だが、毎日腕に着けるものだからこそ、こういう素材の話は効いてくる。

価格はしっかり上がった

気になる価格は、アルミニウムが42mmで71,800円から。上位のチタニウムやセラミックはさらに上がり、Ultra 4は142,800円からとなる。正直、安い買い物ではない。ただ、心拍の精度と素材の質感という「毎日触れる部分」に投資が向いているのは、方向性として正しい。

派手さより足元を固めた一台

Series 12は、驚くような新機能で話題をさらうタイプではない。だが、心拍の精度とセラミックの質感という、使い続けて効いてくる部分を丁寧に磨いてきた。スペック競争に少し疲れたなら、こういう「地味に良い」進化こそ満足度が高い。買い替えを迷っているなら、十分に背中を押される一台だ。

参照ソース(噂の出どころ)

Apple Watch Series 12が9月18日発売、71,800円から(Smart Watch Life・26/09)
Apple Watch Series 12発表。最高精度の心拍センサー搭載、環境音認識も(PC Watch・26/09)

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