2人になっても、記録は止まらない

King & Princeが、また記録を更新した。新作『So Honey EP』がオリコン週間ランキングで4冠を達成し、合算アルバムは自身通算9作目の1位。これで9作連続の首位という数字が積み上がった。「King & Prince、オリコン週間音楽ランキング4冠 自身通算9作目の合算アルバム1位」と報じられたこの快挙は、グループが5人から2人体制になってなお勢いが衰えていないことを、はっきりと示している。(CDJournal・26/09)

初週のアルバム売上は19.2万枚、表題曲「So Honey」はデジタルシングルで初週18万DLを記録し、8曲目の1位を獲得した。CDもダウンロードも配信も、どの指標でもトップを取り切る。人数が半分になれば話題も声援も細るはず、という素朴な予想を、数字が真正面から裏切っている。

「減った」ことが強みに変わった理由

5人から2人へ。普通に考えれば戦力ダウンだ。それでも記録が伸び続ける背景には、いくつかの逆説がある。まず、メンバーが減ったことで一人ひとりの露出と役割が増え、ファンとの距離が近くなった。楽曲やパフォーマンスの方向性も絞りやすくなり、「二人だからできる表現」という明確な旗印が立った。数の多さで押すグループが多いなか、あえて少人数で研ぎ澄ます戦い方が、逆に個性として際立っている。

映像作品でも「9作連続」という異常値

強さは音源だけではない。東京ドーム公演を収めた映像作品も上位を独占し、「史上初の1stから9作連続で映像3部門同時1位」という記録が伝えられている。デビュー以来、音楽ソフトでも映像でも一度も首位を外していない計算になり、これは人気の瞬間風速ではなく、固定ファンの分厚さを物語る数字だ。話題が移り変わりの速いアイドル業界にあって、この安定感はむしろ異質ですらある。(オリコン・26/09)

問われるのは新規を巻き込めるか

盤石に見えるKing & Princeにも、当然ながら課題はある。9作連続1位を支えているのは、間違いなく熱量の高い既存ファンだ。裏を返せば、その外側にいる層をどこまで取り込めているかは、順位の数字だけでは見えない。バイラルで急拡大する新興グループとは対照的に、彼らの強さは「積み上げ」にある。だからこそ次に見たいのは、また一つ増える1位の数ではなく、その安定を土台にしてどれだけ新しい聴き手を巻き込めるかだ。2人になって強くなったグループの真価は、そこで測られる。

参照ソース(報道の出どころ)

King & Prince、オリコン週間音楽ランキング4冠 自身通算9作目の合算アルバム1位(CDJournal・26/09)

King & Prince、東京ドーム公演の映像作品が史上初の1stから9作連続映像3部門同時1位(オリコン・26/09)

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