4日続伸、TOPIXは連日の最高値
日本株の上昇が止まらない。8月14日の日経平均株価は前日比405円高の6万8,713円で取引を終え、4日続伸となった。TOPIXも4,197ポイントまで上げ、終値ベースの最高値を更新している。(漫画でわかる今日の日本市場/26/08/14) 前日13日も784円高で3日続伸しており(株探/26/08/13)、年初来では3割を超える上昇だ。6万円台に乗ったのがつい先頃という感覚の投資家も多いはずだが、相場はすでに7万円を視野に入れている。
牽引役は業績よりも「テーマ」
この上げをどう説明するか。好決算だけでは足りない。実際、東京市場では米国のAI・半導体関連株高の流れを受け、同じセクターへの買いが先行する日が続いている。野村證券は8月10日付で2026年末の日経平均見通しを7万円へ上方修正した。牽引役として挙げるのは電機と機械を軸にしたAI・半導体・防衛・ロボットといったテーマ株で、業績の堅調さと物色人気が重なっている。(NOMURAウェルスタイル/26/08) 6万円から7万円への駆け上がりは、この一群の株がほぼ独力で作ったと言っていい。
「7万円は通過点」の強気と死角
市場では7万円を通過点と見る声も出ている。(三井住友DSアセットマネジメント/26/06) 需給は堅調で、海外マネーの買い越しも続く。ただ、上げの理由がAI・半導体テーマにここまで集中していることは、そのまま弱点でもある。相場の背骨が一本になれば、その一本が折れたときの反動も大きい。米国のAI投資に過熱感が出たり、半導体の在庫調整が話題に上ったりすれば、日本株の上値も同時に重くなる。最高値の裏側で、相場は一本足の危うさを抱え込んでいる。
指数の高値より「中身」を見る局面
最高値更新の見出しは景気がいいが、その中身は限られたテーマ株の集中物色だ。だからこそ、7万円という数字そのものに一喜一憂するのは危うい。見るべきは指数の高さではなく、上げを支える半導体・AI関連の業績と受注が本物か、そして物色が電機・機械の外へ広がるかだ。裾野が広がれば7万円は通過点になり、広がらなければ高値づかみの罠になる。相場の主役が誰なのかを見失わないことが、この局面で最も問われている。
参照ソース(情報の出どころ)
日経平均株価見通しを2026年末70,000円に上方修正 ― NOMURAウェルスタイル





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