一時1500円超高、6万5000円を回復

連休明け7月21日の東京株式市場で、日経平均株価は反発して始まり、上げ幅は一時1500円を超えて6万5000円台を回復したとのことです。(共同通信)(26/07/21)先週は2営業日で4500円余りが吹き飛ぶ歴史的な下げだった。連休を挟んで見れば派手な戻りだが、市場関係者の見立ては「大幅安の反動の買い戻し」で一致しており、来週から本格化する企業決算で好業績を確認できるかが焦点とされています。(テレビ朝日系(ANN))(26/07/21)

下げの主役が、そのまま戻りの主役になった

21日の相場ではキオクシアに買いが入り、20日の米市場での半導体株の上昇が投資家心理を支えたとのことです。(日本経済新聞)(26/07/21)ここが肝心な点だ。先週半値近くまで売り込まれた銘柄が、そのまま反発の先頭に立っている。これは新しい買い手が入った形ではなく、売り方が利益を確定するための決済、いわゆるショートカバーの典型的な形だ。下げた順に戻る相場は、下げの構図が何も変わっていないことの証明でもある。

反発が本物になる条件は、株価ではなく決算

あす22日には米国でアルファベットやテスラなど大手の決算が控える。今回の急落の震源はAI投資への期待の萎みであり、株価チャートがどれだけ戻ろうと、設備投資が売上として回収されている証拠が出ない限り、上げの根拠は「下げすぎたから」以外にない。反動だけで戻った水準は、次の悪材料で同じ速度で剥がれる。

見るべきは上げ幅ではなく、決算後も残る銘柄

この1500円は相場の強さではなく、直前の下げの大きさを映した鏡にすぎない。急反発の飛び乗り買いは、売り方の手仕舞いに高値で付き合う行為になりやすい。個人投資家がいまやるべきは、上げ幅に興奮することではなく、決算をまたいでもなお買われ続ける銘柄を記録しておくことだ。本物の主役は、リバウンドの一番派手な日ではなく、その翌週に静かに残っている。

参照ソース

東証、一時1500円超高 大幅安の反動で買い戻し(共同通信)

連休明けの日経平均株価 上げ幅一時1500円を超える(テレビ朝日系)

日経平均株価反発、一時800円高 キオクシアに買い(日本経済新聞)

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