半導体一本足の正体
連日の日経平均は、半導体株が上げれば上がり、下げれば下がる。7月13日には野村證券が年末見通しを引き上げた直後に、半導体主導で一時1100円超も下落する場面があった。だがこの「半導体一本足」の綱は、たどっていくと東京ではなく米国のデータセンター投資へとつながっている。日本株の体温は、実は太平洋の向こうで決まっている。
綱の強度は7月下旬に判定される
その米国では、7月下旬にGAFAMの四半期決算が集中する。最大の焦点は、生成AI向けの設備投資が伸び続けるかどうかだ。クラウド大手3社の2026年の設備投資は50〜60%増となる見通しで、直近ではGAFAM+αの8社中6社が売上・利益とも市場予想を上回った。とされる。(ダイヤモンド・ザイ)
NVIDIAという一点
この構図の頂点にいるのがNVIDIAだ。同社は売上の約9割をAI設備投資に依存しており、AI需要が本物で長く続くかどうかが世界一の企業の命運を左右する。とされる。(ダイヤモンド・ザイ) 裏を返せば、GAFAMが投資のアクセルを緩めた瞬間、NVIDIAも、それを買う日本の半導体株も、同時に足元をすくわれる。楽天証券は「GAFAM決算でAI半導体独り勝ち相場に変化があるか」を今夏の分岐点に挙げる。とのことだ。(トウシル)
日本株は「AI設備投資の派生商品」になった
野村證券は日経平均の年末見通しを6万8000円へ上方修正し、AI・半導体の好業績を根拠に挙げた。とする。(野村證券) だが強気の裏づけがAI半導体である以上、その前提が崩れれば見通しごと崩れる。いまの日本株は、円安でも金利でもなく、米国のAI投資が続くかどうかに賭ける「派生商品」に近い。株価が業績を追い越したまま夏を迎えた市場にとって、7月下旬の米決算は決して他人事ではない答え合わせになる。実弾が伴っているかどうかが、そこで問われる。
参照ソース(噂の出どころ)
トウシル 楽天証券「日経平均再び6万円台へ!GAFAM決算でAI半導体独り勝ち相場に変化?」(26/07/13)
NOMURA ウェルスタイル「日経平均株価見通しを2026年末68,000円に上方修正」(26/07/06)
ダイヤモンド・ザイ「GAFAM+αの中で AI普及で収益力を高めた2銘柄」(26/07/09)





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