無印が、音の世界にやってきた
無印良品が7月15日から、初のオーディオシリーズ5機種を全国の店舗とネットストアで順次発売する。ラインナップはワイヤレスイヤホンのカナル型・インナーイヤー型、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン、モバイルスピーカーなどで、価格は2990円から6990円に収まる。(ITmedia Mobile/26/07/03)
ワイヤレスイヤホンは2機種とも2990円、ノイズキャンセリング付きヘッドホンでも6990円という値付けは、いまのオーディオ市場では明確に「安い」部類だ。有名ブランドの旗艦機が3万円を超える時代に、あえて逆を行く。
狙いは「ハイエンドと競わない」こと
商品開発担当者は、学生など若い世代でも気軽に音楽を楽しめる価格にこだわったとし、「ハイエンド製品と競うのではなく、日常生活の中で十分満足して使える最適解を目指した」と説明している。(FASHIONSNAP/26/07/02)
音づくりも無印らしい。重低音を強調せず自然な音を目指し、無響室も使ってチューニングしたという。(AV Watch/26/07) 派手なスペック競争から一歩引いた設計思想が貫かれている。
「十分な音」が主役になる市場
完全ワイヤレスイヤホンは、空間オーディオもノイズキャンセリングもマルチポイント接続も、もはや高級機だけの特権ではなくなった。音質が横並びに近づいたいま、選ぶ基準は装着感や電池のもち、そして暮らしへの馴染みやすさへ移っている。無印の参入は、その変化を最も無印らしい形で言い当てている。
紛失時に片側だけを買い足せる仕組みも用意され、使い捨てにしないという思想が製品にも表れている。
安さではなく「最適解」を売っている
無印の狙いは、最安値争いではない。音質・価格・使い勝手のどれもが突出しない代わりに、生活の中で不満なく使える一点を確実に突いてくる。ハイエンドと張り合わないと最初から宣言したこの割り切りこそ、成熟したオーディオ市場でいちばん強い戦い方だ。イヤホンは、いよいよ生活雑貨になった。
参照ソース(噂の出どころ)
無印良品、2990円のワイヤレスイヤホンなどオーディオ5製品を発売(ITmedia Mobile、26/07/03)
「無印良品」が初のオーディオシリーズ発売 2990円のイヤホンなど全5機種が登場(FASHIONSNAP、26/07/02)
無印からワイヤレスヘッドフォンやBluetoothスピーカー。無響室も使ってサウンドチューニング(AV Watch、26/07)





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