ビットコインは1000万円台で足踏み

2026年7月中旬、ビットコインは日本円でおよそ1000万円台を行き来している。7月15日には米・イランの停戦延長観測を追い風に一時6万7248ドルまで買い戻されたものの、その後は調整に転じた。FOMCで年内利上げの可能性が示唆されると米金融政策への警戒が再燃し、18日には6万2000ドル台まで反落。中東情勢の緊張で市場全体がリスクオフに傾き、上値の重い展開が続いている。「月足は大幅続落となり、200週移動平均線での値固めを模索している」と分析される。(26/07 ビットバンクプラス)

金は最高値から2割安、それでも円建ては底堅い

一方の金は、年初に国内店頭価格で3万円目前まで駆け上がった後、7月上旬には2割ほど水準を切り下げた。国際価格の調整と利益確定売りが重なった格好だが、ドル円162円台という39年半ぶりの超円安が円建て価格を下支えしている。つまり足元の金の底堅さは、金そのものの強さというより、円の弱さの裏返しだ。円高に振れれば、円建て金の妙味は一気にしぼむ。今の金は、安全資産というより為替に賭けている面が大きい。

「割高な金、割安なビットコイン」という見立て

ここで市場に一つの見立てが広がっている。「2026年は金に割高感、ビットコインに割安感があり、何もなければ新規の買いはBTCに入りやすい」というものだ。(26/07 ダイヤモンド・ザイ) インフレ懸念がまだ切迫していないうちは安定の金が選ばれるが、事態が緊迫すれば資金の関心はBTCへ移る、という読みである。高値をつけた金が一巡し、次の値幅を求める資金がどこへ向かうか――その有力候補にビットコインが挙がっているわけだ。

2026年後半、主役は入れ替わるのか

整理すれば、いま金を支えているのは為替であり、ビットコインを抑えているのは金融政策と地政学だ。裏を返せば、円高への転換や利上げ観測の後退といった「重し」が外れた瞬間、資金は割安に見えるBTCへ一気に回る余地がある。金からビットコインへの資金シフトは、まだ本格化していない。だが2026年後半、そのきっかけは着実に揃いつつある。貴金属で守るか、暗号資産で攻めるか。相場の主役が静かに入れ替わる予兆は、すでに数字に表れ始めている。

参照ソース(噂の出どころ)

ビットコイン(BTC)相場分析|BTC月足は大幅続落(ビットバンクプラス、26/07)
ビットコイン(仮想通貨BTC)の今後は?2026年価格予想(CRYPTO INSIGHT/ダイヤモンド・ザイ、26/07)

コメントを残す

Trending