「Switch 2は蚊帳の外」のはずだった
今年最大の話題作『グランド・セフト・オートVI(GTA6)』は、まずPS5とXbox Series X|Sで登場する。「GTA6は2026年11月19日にPS5とXbox Series X|S向けに発売され、当初はこの2機種のみで展開される」と報じられている。(Tech Times・26/06/12)
発売時点でNintendo Switch 2は対象外。PC版すら2年待ちとされるほど、GTA6の移植は慎重に進められている。ところがここにきて、そのSwitch 2に向けた移植が水面下で動いているという情報が相次いで出てきた。任天堂が「蚊帳の外」で終わらせないよう動いている、という構図だ。
移植は2027年か──相次ぐ関係者情報
複数のリーカーが、Switch 2版の存在を示唆している。「インサイダーのNash Weedle氏によれば、Switch 2版はロックスターの外部にある複数の専門スタジオへの下請けという形で実際に開発が進んでおり、技術的なハードルはすでに乗り越えられた」という。実現可能性の検証段階を過ぎ、最終テストに入っているとの見立てだ。(TweakTown・26/06)
時期については2027年が有力視されている。「別のインサイダーであるNick Baker氏は、任天堂がロックスターと親会社テイクツーに対し、GTA6をSwitch 2へ移植するよう働きかけていると伝えている」。(ComicBook・26/06)
ただし、いずれも関係者の証言にとどまる。ロックスターも任天堂も、Switch 2版について公式には一切コメントしていない。あくまで噂の段階として受け止める必要がある。
なぜ任天堂は自ら「引っ張り込む」のか
興味深いのは、移植を持ちかけているのが開発元ではなく任天堂側だとされる点だ。通常、サードパーティの大作をどのハードで出すかはメーカーが決める。それを任天堂が自ら働きかけているなら、GTA6を逃すことのリスクを強く意識していることになる。
Switch 2はハードとしては好調でも、世界的な超大型サードパーティ作品が手薄になりがちという弱点を抱えてきた。任天堂ハードは自社の看板タイトルが強い一方、GTAのような大人向けのオープンワールド大作は歴代でも縁が薄かった。ここでGTA6を取り込めれば、「任天堂機はライトゲーム専用」という長年のイメージを塗り替えられる。移植は単なる一タイトルの追加ではなく、ハードの立ち位置そのものを変える一手になる。
実現すれば意味は大きいが、過度な期待は禁物
技術的な壁を越えたとされる以上、Switch 2版が2027年に登場する可能性は現実味を帯びてきた。実現すれば、PS5・Xboxに1年遅れてでも、任天堂ユーザーが史上最大級の話題作を携帯機で遊べることになる。その象徴的な意味は大きい。
とはいえ、公式発表がない現状では確定情報ではない。ロックスターは過去にも移植や続報を極めて慎重に扱ってきた。任天堂が本気でGTA6を欲しがっているという構図こそが、今回の一連の噂の核心だ。11月のPS5・Xbox版発売後、Switch 2版の話がどう動くかが次の焦点になる。
参照ソース(噂の出どころ)
GTA 6 Hits PS5 and Xbox November 19: PC Players Face 2-Year Wait, Switch 2 Left Out(Tech Times・26/06/12)
GTA 6 for Switch 2 is reportedly coming, with Rockstar working with Nintendo on the port(TweakTown・26/06)
Nintendo Is Reportedly Pushing to Bring GTA 6 to Switch 2(ComicBook・26/06)





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