デビュー数カ月で「夏の顔」に
7月1日にフジテレビで生放送された『2026 FNS歌謡祭 夏』で、最も象徴的だったのはモナキの起用だ。デビューからわずか数カ月の新人が、NEWSとともにゆずの「夏色」を披露する枠を与えられた。(音楽ナタリー/26/07/01更新)
3時間半の生放送、相葉雅紀の司会という国民的舞台に、実績のほとんどない新人が並ぶ。これは偶然ではなく、明確な設計だ。
音楽特番は「発見の場」から「製造の場」へ
番組はNEWS×モナキやNumber_i、BE:FIRST、FRUITS ZIPPERらによる「最強夏うたサビメドレー」で開幕した。(The First Times/26/07/01更新) かつて音楽特番は、すでに売れた曲を確認する場だった。いまは違う。まだ広く知られていない新人を大御所と同じ画面に並べ、その瞬間に知名度を「製造」する装置へと役割を変えている。
初出演組に賭ける理由
今回はモナキだけでなく、ふぉ〜ゆ〜やJuice=Juice、女優ののんといった初出演組が目立った。(Real Sound/26/07/01更新) 実績のある常連だけで固めれば安全だが、番組は毎年「初めて全国に届く瞬間」を意図的に用意する。SNSで切り抜かれ拡散される前提の時代、初出演の緊張と熱量こそが最も拡散されるコンテンツになるからだ。
テレビが手放していない力
配信全盛でも、テレビの音楽特番は一夜で新人を国民的存在に変える力をまだ握っている。ストリーミングは既に聴かれている曲をさらに強くするが、まったく知らない歌手を茶の間へ押し込むことはできない。モナキの起用は、その希少な力をフジテレビが自覚的に使った証だ。新人を大御所に隣接させる編成は、地上波が最後に残した最強の武器であり、当分その価値は失われない。
参照ソース(噂の出どころ)
「FNS歌謡祭2026 夏」タイムテーブル・出演者・歌唱曲(音楽ナタリー/26/07/01)




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