AIの爆発的成長がNVIDIAを押し上げる
2026年5月時点でNVIDIAの時価総額は5兆ドルを突破し、世界で最も価値ある企業のひとつとなった。それでも多くのアナリストは強気姿勢を維持し、目標株価を現在値から大幅に引き上げている。その根拠はどこにあるのか。
まず数字を確認しておこう。NVIDIAの2026年度(1月期終)の売上高は2159億ドルに達し、前年比65%増を記録した。データセンター部門だけで1937億ドルを稼ぎ出しており、GPUがAIインフラの中核に位置づけられていることを改めて示している。
Jensen Huang CEOは”NVIDIAには2027年までに1兆ドルのGPU受注がある”と発言しており、収益の視界は比較的明確だとのことです。(Yahoo Finance) [26/05/05]
5兆ドルでも「まだ割安」という強気論の正体
アナリスト70人の中央目標株価は265ドルで、2026年4月末時点の株価177ドルから約50%の上昇余地を示唆している。強気の根拠は主に3点だ。
第一に、AIデータセンターへの投資はまだ初期段階にある。アメリカ電力大手AEPが契約容量を63GWに拡大し、設備投資計画を780億ドルに引き上げたことは、NVIDIAのGPUを動かすための電力需要がいかに膨大かを示している。
第二に、2027年度Q1のガイダンスは780億ドルと成長率のさらなる加速を示唆しており、投資家が将来の業績拡大に自信を持てる状況が続いている。
第三に、AIインフラ需要は企業投資サイクルのまだ前半にある。Anthropic、OpenAI、Google、Metaが年間数百億ドル規模の設備投資を続ける限り、NVIDIAへの需要が急減する可能性は低い。
競合の台頭と集中リスク
一方でリスクも無視できない。AmazonのTrainiumチップやGoogleのTPU(テンソルプロセッサ)がウォール街の注目を集め始めており、一部の大規模クラウド企業はNVIDIAへの依存度を下げる動きをみせていると伝えられている。(CNBC) [26/05/06]
また売上の集中リスクも深刻だ。2026年度の売上のうち36%が上位2社のみから生まれており、特定顧客の投資計画変更が業績に直結する構造は変わっていない。
5月20日以降に注目が集まる理由
アナリストが2026年5月20日以降に注目しているのは、NVIDIAの決算発表だ。市場予測を上回る結果が出れば、株価がさらなる高みに向かうシナリオが現実味を帯びる。5兆ドルという時価総額は一見天文学的に見えるが、AI産業が今後10年で数十兆ドル規模の経済圏を形成するとすれば、現時点での評価は「合理的な先行投資」とも解釈できる。
参照ソース(噂の出どころ)
Prediction: Nvidia Stock Is Going to Soar After May 20 — The Motley Fool
The incredible chip sector rally is leaving behind its most notable stock — CNBC
Prediction: Nvidia Stock Is Going to Soar After May 20 — Yahoo Finance





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