CES 2026で最も未来的なコンセプトモデルのひとつが、Lenovoの「Legion Pro Rollable」だ。通常時は16インチのゲーミングノートPCとして機能するが、ボタン操作ひとつで21.5インチ、さらには24インチの超ワイドディスプレイへと横方向に展開する。eスポーツプロが世界中を移動しながらトレーニングを行うシナリオを想定した、まったく新しいコンセプトのデバイスである(Lenovo StoryHub 26/01/07)。

この可変機構は「デュアルモーター・テンション方式」によって実現され、振動やノイズを最小限に抑えながらPureSight OLEDパネルをピンと張った状態で保つ。これにより、折り目やグレア、その他の視覚的なノイズを防ぐ設計となっている(Windows Central 26/01/06)。

3つのモードで変化する戦術的アドバンテージ

Legion Pro Rollableには、用途に応じた3つの画面モードが用意されている。標準の16インチ「フォーカスモード」では精密な操作とリフレックスのトレーニングに最適化され、21.5インチの「タクティカルモード」では周辺視野の認識とチーム連携の練習が可能になる。そして完全展開の24インチ「アリーナモード」では、デスクトップモニターに匹敵する没入感で競技レベルのトレーニングが行える(Techaeris 26/01/07)。

このコンセプトは昨年のThinkBook Plus Gen 6 Rollableの技術を継承しているが、決定的な違いは展開方向だ。ThinkBookが縦方向に展開するのに対し、Legion Proは横方向に展開することで、ゲーミングに最適なウルトラワイドフォーマットを実現している(Expert Reviews 26/01/06)。

ハイエンドスペックとプロトタイプの課題

プロトタイプはLegion Pro 7iをベースにしており、Intel Core Ultra Series 3プロセッサとNVIDIA GeForce RTX 5090ラップトップGPUを搭載している。Lenovo AI Engine+により、リアルタイムでのシナリオ検出やスマートFPS調整が可能で、競技レベルのパフォーマンスを支えている(Lenovo StoryHub 26/01/07)。

ただし、CES会場での展示機にはゲームがインストールされておらず、実際のゲームプレイでの動作を確認することはできなかった。またイベント参加者の報告によれば、展開時にわずかなシワが観察されたという。フレキシブルOLED技術はまだ発展途上であり、最終製品での改善が期待される(Sportskeeda 26/01/06)。

実用化への道のりと価格予想

現時点でLenovoは発売時期や価格を明らかにしていないが、業界関係者はLegion Pro 7の現行価格(約4,000ドル)を上回ると予想している。CES 2026での反響を見る限り、Lenovoが市場投入を真剣に検討する可能性は高い(Expert Reviews 26/01/06)。

可変ディスプレイという斬新なアプローチは、モビリティとデスクトップレベルの画面サイズを両立させる新しい可能性を示している。eスポーツプロや頻繁に移動するゲーマーにとって、このコンセプトは単なる技術デモを超えた実用的価値を持つかもしれない。

参照ソース(噂の出どころ)

Lenovo Levels Up CES with Legion Pro Rollable Concept and Latest Gaming Devices – Lenovo StoryHub

Lenovo’s new rollable Legion laptop concept is a game-changer for PC gamers – Windows Central

CES 2026: Lenovo Legion Pro Rollable goes from wide to ultrawide on demand – Expert Reviews

CES 2026: Lenovo Legion Pro Rollable Concept – Techaeris

Lenovo Legion Pro rollable laptop concept shown at CES 2026, grows from 16 to 24 inches – Sportskeeda

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