2025年後半から2026年にかけて、Xboxに関する新たな動きが複数発生しています。公式発表と未確認情報が交錯する中、注目すべき“噂”を最新情報とともにまとめます。

ROG Xbox Ally:Asus製ハンドヘルドが正式発表

AsusとMicrosoft Gamingの共同開発によるWindowsベースの携帯型ゲーミングデバイス「ROG Xbox Ally」と「ROG Xbox Ally X」が、2025年10月16日にグローバル発売されることが公式に発表されました。Whiteモデル(Ally)は720p向け、Blackモデル(Ally X)は1080p対応で、双方とも7インチ120Hzディスプレイを搭載します。また、AMD Ryzen Z2 A(Ally)およびRyzen AI Z2 Extreme(Ally X)を採用し、後者には24GB RAMと1TB SSDを備えると見られています。The Vergeからの報道

さらに、両機種は“Handheld Compatibility Program”という互換性バッジ制度を導入し、「Handheld Optimized」と「Mostly Compatible」に分類、Windows Performance Fitやシェーダープリロード、自動スーパー解像度(Auto SR)などの機能も搭載される予定です。Windows Central

Microsoftのハード戦略転換:ハードからソフトへ

かつてMicrosoftは自社ブランドによる携帯Xboxの開発を進めていましたが、現在はその開発を延期あるいは取消し、Asusとの協業によるハンドヘルド展開へと軸を移しています。ROG Allyシリーズは、Xboxハードに留まらず、将来的な軸となるプラットフォームの“プロトタイプ”と位置づけられています。PC Gamer

この方針転換は、従来Xboxが主力としてきた“コンソール=自社製”から、Xboxブランドをライセンスし、多様なデバイス展開を行うという“ソフト中心”のアプローチへの変化を示唆しています。

次世代Xbox「Magnus」:ハイエンド性能と後方互換性

2026年末~2027年にかけて、AMDのRDNA 5 GPUとZen 6 CPUを搭載する次世代Xbox(コード名「Magnus」)が登場する可能性があります。4K/120fps性能や強化されたレイトレーシングに対応しつつ、フル後方互換を維持する設計になると報じられています。価格帯は500~600ドル程度との予測です。Tom’s Guide。同様の情報はTechRadarでも裏付けられており、RTX 5080並みの性能を目指すとも伝えられています。TechRadar

最新シリコン?:完全ハード互換を巡る噂

次世代Xboxは、新旧Xboxゲームをネイティブに動作させるハードウェアレベルの後方互換性を持つ可能性があるとする情報もあります。Windows CentralのJez Corden氏によると、「次世代XboxにはXbox OneおよびSeries X/Sのゲームがすべて動作するシリコンが搭載される」とのことです。Wccftech

まとめ:多様化するXbox展開の行方

現在、Xboxは携帯型デバイス市場へAsusとの協業で強く軸を移しながら一方、Powerfulな据え置き新型機も準備していることが伺えます。ROG Xbox Allyシリーズはその第一歩と捉えることが可能で、Magnus搭載のコンソールはそれを支える最新鋭ハードとして期待されています。今後の展開が非常に楽しみです。

参照ソース(噂の出どころ)

Microsoft and Asus’ new Xbox Ally handhelds launch on October 16th

Xbox reveals new Handheld Compatibility Program along with Ally X release date

Xbox handheld basically canceled; ROG Xbox Ally preview of future consoles

Microsoft Gaming Wikipedia

Next-gen Xbox “Magnus” 4K 120fps rumor

Next-gen Xbox leaks suggest RTX 5080-level graphics

Next-gen Xbox rumored to support backward compatibility at hardware level

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